(作者) 樽見盛衛（たるみもりえ）1911栃木県出身～2006没。洋画家。日本美術学校卒、中村善策に師事。1945～長野県に疎開、          豊科町光にアトリエ兼住居を構える。安曇野を中心に重厚なタッチで、四季折々の信州の風景を描いた。(作品) 「爺～五竜 後立山」油彩８Ｆ。 凍てつく冬景色の中、冠雪した後立山連峰の山々が大迫力で迫ります。    後立山連峰とは、富山県側の立山から見ると後ろに位置することからそう呼ばれています。    左から爺が岳（2670m）ピークは三つです。この画の取材ポイントは池田町美術の丘で、大町市内からはピークは二つになります。    真中が鹿島槍ヶ岳（2889m）、右側が五竜岳（2814m）で雪形の武田菱はまだ現れていません。    樽見画伯の作品は、重厚な筆のタッ チで、マチエールが素晴らしく、立体感があります。 画面の状態良好。 サイズ38×45㎝。(額) 豪華で重いセピア色の油彩額。 56×63×6㎝。 表面ガラス。 傷等は殆ど目立たず、状態はたいへん良好です。    ただし、額裏は若干経年焼けがあり、止め金具は若干錆が出始めています。額裏に作者経歴が貼付されています。(黄袋) 新品。完璧です。(箱) 段ボール製さし箱。 新品で完璧、保管や輸送用箱としてはとてもしっかりしており、将来的にも十分使えます。
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