##Jacques Schols(b)#Han Bennink(dr)#Eric Dolphy(as,cl,fl)#Misja Mengelberg(p)#1964年録音#1966年#新Fontana#Post Bop#Modal#入手困難#美盤

新しいクラブのオープニング・アクトとして招かれたベルリンにて、1964年6月29日に持病の糖尿病に急変によりこの世を去ったDolphyが同月2日にオランダで行ったスタジオライブ作。初録となるMisja MengelbergやDiamond FiveのベーシストJacques Schols等、現地ミュージシャンとの最後のリーダー作[Last Date]の出品です。

ミンガスのツアーで訪れた事をきっかけに、パリ移住を始めた直後に吹き込まれた最後のリーダー作。音源としてはDonald ByrdやNathan Davisとのパリ・セッションが最後だと思いますが、僅か6年程の活動期間中に存分に魅せた、その才気溢れるプレイは本盤でも健在です。皮肉な事に初めてのスタジオ録音参加となるMisja Mengelbergを始め、Diamond FiveのJacques Scholsと、前年にTony Vos TrioでデビューしたばかりのHan Benninkが参加しています。

彼がヨーロッパに移住するきっかけとなったミンガスのナンバーを、バス・クラリネットでクールかつミステリアスに演じた”Epistrophy”を皮切りに、フルートに持ち替え、躍動感溢れるスリリングな演奏を披露したオリジナル曲”South Street Exit”や自身オリジナルの中でも屈指の人気曲”Miss Ann”の他、ピアノのMengelbergによるオリジナルの”Hypochristmutreefuzz”等、全6曲を収録しています。

蘭オリジナル盤の二年後にニュージーランドFontanaからのリリースとなった盤です。同時期にリリースされた英国盤や前年のUS盤に比べ、外装・録音等最もオランダ盤に近い仕上げかと思います。盤も唯一の溝あり、ジャケに関しては一番作りが良いです。此方も滅多に出ない盤ですので興味がある方は是非ご検討下さい。

※今回オマケで91年の国内盤をお付けします。聴き比べてお楽しみ下さい。


■リリース情報

Fontana681 008 ZL
ニュージーランドオリジナル　モノラル盤
1966年リリース
オリジナルピクチャースリーブ
フルラミネート
フリップバック/背絞りあり
Fontana黒銀ラベル
両面深溝あり
新品ダイカットスリーブ付

■コンディション

盤　VG++~NM-(微スレのみ。目立つ傷や汚れの無いツヤのある非常に綺麗な盤です。チリ等も皆無に近く音鳴り非常に良いクリアな再生が楽しめる盤です。レーベルも綺麗です。)

スリーブ　VG++(僅かなエッジスレ、小さな角打ちあります。背、下辺中央に僅かな傷みあります。裏側に極薄いシール痕、極めて僅かな薄汚れ。それ以外は目立つ傷や汚れは無く、ラミネートもしっかりと残った状態。絞りもしっかりとあり、抜け裂けもありません。


■此方の商品は現状渡しになります。

基本的に検盤は全面クリーニング後に目視にて行っております。気になる箇所がある場合には試聴しておりますが、全面試聴はしておりませんので見落とし等が有る場合がございます。また、再生環境等により聴感上で違いがある場合がございます。併せて御了承の程お願い致します。
コンディション等の表記はあくまでも主観的なものです。御参考までにお願い致します。
品である事を御理解の上、NCNRのお取引を御願い申し上げます。

■発送について

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