■輯毫百人一首【判型】大本1冊。縦270粍。【作者】寺沢政良（玉泉堂・思行）編（主催）・跋。秋間祐助・中原雲仙ほか補。藤原温ほか序。寺崎梅坡（憲）題字。原跋。【年代等】安政6年冬編者跋。安政6年12月、伊藤恒（道斎）序。万延元年閏3月、秋間祐順序。万延元年、随庵跋。万延元年9月、太田信成（喬松）跋。万延元年10月、藤原吉成跋。文久元年11月刊。寺沢政良蔵板。【備考】分類「百人一首・書道」。彫工、芳野左平（忍長野）。東都・牛泉堂土肥丈谷（天智天皇）、東都十三齢岡田氏女玉山（持統天皇）、総古河・神明堂間瀬其治（柿本人麻呂）、同古河・志学園関根藍岱（山部赤人）、武久喜・黄鳥亭西川適所（猿丸大夫）以下書家100名が揮毫した百人一首（現在の埼玉県東北から東南にかけての書家が多い）。幕末に武州幸手に手習塾「筆学堂」を開いた寺沢政良が編集し刊行（田舎板）。★原装・題簽欠・状態良好（ごく一部小虫）。記名なし・蔵書印あり。稀書（全国に所蔵1カ所（国文学研究資料館DB））。