アランミクリ が、まだ一部のデザイン雑誌などでしか知られていなかった頃、パリ、ニューヨークに次いで東京にできたショップで購入したサングラスです。以前出品したメガネフレームとほぼ同型のシリーズですので1989年製だと思います。
コンサバティブなセルフレームのオーバルタイプですが柄入り鼈甲色の樹脂と相まってかけた時の存在感は今でも通用するのではないでしょうか。使用頻度は極端に少なかったのでテンプルの刻印のスレもほとんどなく、レンズも綺麗だと思います。年代から見たらとてもいい状態ではないかと個人的には思います。レンズはオリジナルのままですが、度入りに交換されて使用しても良い感じだと思います。。フレームの正面横総幅は140mm レンズ部分のフレーム高さは42mmほどです。
フレームのディテールなどミクリらしくとても繊細で、カーブもカッティングも美しく研ぎ出されています。ミクリ専用の樹脂制作をしているイタリアの工場で作られたアクリル系樹脂を削り出し研ぎ出して作るといったミクリ独特の製法は他では見られない樹脂の美しさがあると思います。
このミクリ独特の審美眼で造られた初期のメガネフレームをお好きな方がいらっしゃればいいのですが、、、。
あくまでも古いヴィンテージ品ですのでそのことをご理解いただける方にお願いいたします。